音。

2006年12月6日記載。
文面変更なし。


この写真が佐々木さんの新しい機材。
ブギーのハートブレーカー…って写真を載せるつもりだったのに、
データが消えてる…。
昨日、佐々木さんの家から帰ってきてMacに保存したのに消えてる。
俺はいつもMacに落としたらデジカメの方も消える設定にしてるから、
元のデータも無し。
という事でどうしようもない。
まぁいつでも撮れるからいいか。

昨日は、また佐々木さんが新しいハンダを買っていたので、
ハンダのテスト用ケーブルを作って、今までの物も含めテスト。
今回はいつもと違って弾く人、聞き分ける人は佐々木さん。
俺はケーブルを変える人で、いつもと立場が逆だ。
なので俺はケーブルを変える事にてっして、
疲れるから音を聞きわけないようにした。

佐々木さんがこうやってテストをするのは初。
という事で「聞きハンダ」ではなく、どれが好みかのテスト。
自分の好みの物、特別いい物、普通の物、
ダメな物とわけていって、そこから何度も試して一番好みの物を探す。
もちろん佐々木さんには何のケーブルかはわからないように試す。
これは俺の時と同様だ。

それで出た結果はカラダスのクアッド・エリートという物。
先々週と先週の間に買ったみたいで、これは俺もまだ試してないものだ。
それが佐々木さんの好みにあったハンダとして選ばれた。
どんどん増えるハンダのテスト用ケーブルも13本になった。
いつも通り聞き分ける人は凄い脱力感。
佐々木さんもグッタリだ。

しかし、今回テストするにあたってアンプのセッティングが微妙だった。
佐々木さんがプレゼンスを最大にした為だ。
これによって俺としては聞き分けづらくなったし、
ハンダのテストとして佐々木さんにとってもわかりづらくなったと思う。
それでちょっと疑問に思った物を佐々木さんが終わった後に一人でテスト。

そのハンダは今回新しく来たアルミットというハンダ。
佐々木さんが色々調べた感じでアルミットというハンダというのは、
クセの無いハンダで、何も足さない何も引かないハンダという事だったんだけど、
佐々木さんがテストしてる時に聞いてて疑問を感じた。
それは今まで何も足さない何も引かないという考えにいたった、
クラシックソルダーというハンダに比べて高音域の出方が弱かったからだ。
プレゼンス最大なんだから本来ならもっと高域が出るだろうって考え。

それでいつものセッティングの所までプレゼンスを戻して、
まずは愛用の慣れているピートコニッシュで確認。
この設定だとこういう音になるのか「なるほど」と実感して、
アルミットとクラシックソルダーを比べてみた。
結果はアルミットは全ての音が引かれてる。
特に高音域の減り方は激しい。
それに対してクラシックソルダーはやっぱりそのまんま出る。
この結果で普通のキースターとも比べてみたが、
キースターも減りがやっぱりあってモッサリしてるけど、
それ以上にアルミットの方が高音域が削られてバランスが悪い。
残念ながら今回のアルミットというハンダは1万円以上かけたのに、
現行のキースターよりもギターには合わないという結果になってしまった。
残念です。

昨日の音の追求はそんな感じ。
その後、コワルスキーのタミオさんと、ドラムのリュウジさんが訪ねて来た。
リュウジさんとは初対面。タミオさんは最近常連になってきたね。
タミオさんは佐々木さんとケンタウルスについて音の確認。
かなり音の螺旋にハマってきたようだ。
俺はリュウジさんと音楽の話やドラムの話。
「いいドラムいないですかね?」とか、
色々聞いたけどやっぱりドラムはいないという結果だ。
いいドラムって本当にいないな。

そういえば今になって佐々木さんは自分が使ったお金を計算したみたい。
それも大雑把な計算だけど、俺とこういう事を初めて使ったお金は、
150万円以上らしい…
送料だけでも10万くらいいってるって…
しかし、佐々木さんの家にある物、買った物を見ると、
なにも使わない無駄な買い物もたくさん。
昨日、久しぶりに物をあさって「このケーブルは何?」って言っても、
「何の為に買ったのか覚えてない…」とか。

あと、後々使うだろうと楽器屋でも置いてないような在庫がいっぱいある。
楽器屋がそういう在庫を置かないのは売れないから。
そんな物を一体いつ使うのだろうという疑問が出てくるが、
佐々木さんが前からそういう普通に売ってないような物を持っているから、
出来る事もいっぱいある。
これがいいのか悪いのか。
基本的にその在庫も自分の物のためというよりも、
他の人のためという物が多い。
人がいいというか、なんというか…
とにかくご利用は計画的に!

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