ギター屋さん。

2006年4月4日の記事。
記事はそのまま。


(写真のオリジナルがなかったので凄く小さく画像が荒い…)

とりあえずこの写真を見てもらっても、
このエフェクターの数、マニアックな機材、
そしてクレイジーな事に気づくだろう。
今回載せたのは色々撮った1枚にすぎない。

今日は久しぶりにロックインで一緒に働いた佐々木さんの家に行ってきた。
こういう風に行けるようになったのも俺の体調が良くなってきたからだ。

佐々木さんの事は前にロックインの事を書いたときに書いたと思うけど、
俺の音楽人生に大きく影響を与えて、俺の借金を増やしてくれた人だ。
この人と一緒に働く事がなかったら俺が借金まみれになる事はなかっただろう。
なぜ借金が増えたのかというと、この人が楽器というもの、
音というものを教えてくれたからだ。

俺が最初にロックインで仕事についたときに、
佐々木さんにあれを買え、これを買えと色々言われた。
最初にすすめられた物の一つはシールド(ケーブル)。

シールドは安い物だと数百円で買えるんだけど、
佐々木さんに最初にすすめられたのは1万5千円!
俺がそれまで使っていたシールドが4千円の物で、
それでも高い物、いい物だと思っていたのに、
1万5千円なんてハッキリ言って俺の常識的な値段ではなかった。

そんな物買えるか!って感じだった。
しかもそのすぐ後に買えと言われたのが、
エフェクターなんだけど、これが約7万円!
この人はなんて強引でクレイジーな人なんだって思った。

その佐々木さんとは1ヶ月しか一緒に働いてないんだけど、
色々教わるうちに楽器という物に更に興味をもった。
そしてすすめられた物を結局後で買った。
そこからは止める事のできない音への追求への始まりだ。
それは楽器屋を辞めた今でも変わらない。
多分一生続くんだろう。

佐々木さんの紹介で長くなってしまったが、
これでもかなり書き足りない。
しかしあまりにも長くなるので、
ここらへんで佐々木さんの紹介は辞めておこう。

今日はその佐々木さんと久しぶりに会って、
楽器について色々話したし、大音量でギターを鳴らし続けた。
久しぶりに楽器について話すと俺も止まらない。

「この音はオーディオ的な音ですよね」とか、
「ボディの鳴りじゃなくて弦鳴りですね」とか、
自分で言っててマニアックさに驚く。

今日の佐々木さんとの時間は濃いものだった。
俺の音への追求、佐々木さんの音への追求は止まらない。
色々な物を比べて話し合う。
これは俺にとって最高に面白い。
普通の人だったらあの場所にいられないだろうな。
それぐらい濃いというかマニアックだ。

これからは調子も良くなってきたし、
佐々木さんにやってもらいたい事があるので、
しょっちゅう行く事になりそうだ。

あと前に書いた記事で、
俺が音楽モードに入ってきてるってのは間違いじゃない。
俺の人生の流れがそうなってると確かに感じる。
そしてギターのケンタ君が4月1日に帰ってきた。
ケンタ君が4月に帰ってくるのは知っていたけど、
日にちまでは聞いてなかったし、
月末になるんだろうなって思ってた。

だから徐々に流れが来るんだろうって思ってたけど、
結構急激に流れがきてる。

明日はバンドメンバーが久しぶりに4人揃う。
そして話し合いだ。バンドが今後どうなるか。
現実というものがあるから、
どうなるかは話し合ってみなければわからない。

とにかく俺の流れは今とても心地いい。

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