また音。

2006年5月3日記載。
文面そのまま。写真無し。あえて貼らない。

毎週火曜日は佐々木さんとのデートの日になってしまったな。
という事で昨日も佐々木さんとのデート。
ひたすら音の追求、探求。
そしてまた新しい発見があった。

佐々木さんが愛用しているVHTのVALVULATOR-1。
前からなぜこれを使ってるか疑問に思ってたんだけど、
昨日俺の機材とアンプを使って試してみた。
というよりも無理矢理試させられたって言い方のほうが正しいな。
それで音が良くなってしまったら、
俺の耳からその音が離れなくなってしまって買わなきゃいけなくなるからだ。
このVALVULATOR-1は値段は高いし、でかいし、ゴツいし重い。
金もないし、できれば買いたくもない。

VALVULATOR-1の紹介文としてはこう書いてる。
ハイインピーダンスのギターピックアップ出力をローインピーダンスに変換し、
エフェクターとの干渉や長いケーブルによって発生する、
音質劣化や高域のロスを防ぐ真空管バッファーアンプ。
VHT 独自の技術により、ギターとアンプの間に多数のエフェクターを使用したシステムでも、
ギターアンプに直接インプットした時のニュアンスを損ないません。
また、接続したエフェクター同士が干渉しない様、独立した電源出力を4系統搭載です。

という事みたいです。
色々書いてるけどローインピダンスに変換する真空管バッファーアンプ。
電源供給は12Vが一つ、9.5Vが3つだったかな。
まぁそんな感じなんだけど。
文章を理解したとしても音がどう変わるかなんてわからない。

そして試した感想としては、困った事にいいんだこれが!
なんというか倍音が増して音のレンジが広くなってる。
更に、うまい具合にアンプや他のエフェクターの個性はそのまんま。
これは驚いたと言うか、やっぱりよくなっちゃったかって感じ。
倍音とはなにか?という事になると、
なんて説明していいか難しくてわからないんだけど、
聞く人が聞いたらどこの部分かわかるだろう。
これがわかってる人はこの違いを聞いたらやられるね。
やっとこれを使ってる意味がわかったよ。
佐々木さんはこれを3つ持ってる。異常だ。

佐々木さんはVALVULATOR-1について、
「これは理屈じゃないんだ」って言ってたけど、
確かにそのとおりで理屈とかそんな音じゃない。
色々紹介文でも書いてるけどそういう事じゃない。
通しただけで音が格段に良くなり元音をそこなわない。
これは値段が高いだけあって凄いし、
他のエフェクターでなんとかなる問題じゃない。
VHT VALVULATOR-1。
これにはなかなかやられたよ。
でも俺には買う金が無いので今はまだ買わない。
いつか買うかもしれないけどな。

あともう一つの発見。
電源の事なんだけどこれは基本中の基本な事だ。
俺が使ってるのはパワーオールという物。
前にLINE6のエフェクター使ってた時があって、
これじゃなければ対応してるのがなかったからしょうがなく買ったんだけど、
今回テスターを使って電圧がどのくらいきてるのか試したら7Vくらいなんだよね。
これはかなりショックだった。
まったく安定した供給がされていない。
9V必要なのに7Vだとエフェクターの力を最大限だしてない。
という事で電源まわりはやり直しだ。
また金がかかるけどこれはしょうがない。

エフェクターを使ってる人にとって電源ってのは舐めちゃいけない。
どんなにいいエフェクターを使っていても、
電源がちゃんととれてないと意味が無い。
あと色んな人が使ってるカスタムオーディオのAC/DCステーションも試したけど、
これも9Vはなく8Vくらいだった。誠に残念な事だ。

という事でエフェクターを使っている人は、
電源まわりを調べた方がいいな。
人によっては電池が一番音がいいって言うけど、
電池だと確かにノイズとか拾わなくていいんだけど面倒くさいんだ。
あとアルカリよりも、マンガンのほうが音がいいって言う人がいるけど、
俺はまだちゃんと試した事がないからわからないわ。
たぶん違うんだろうけど微妙な違いだろうし、
電池だと電力が落ちていくから結局同じだな。

俺はとりあえずFURMANの電源ケーブル買って、
重要なエフェクターはアダプターからとる事にする。
あとコーラスを12Vで鳴らしたらこれまた良かった!
9Vのエフェクターだから12V通すって事になると、
壊れる可能性が高いからこれはリスクがある。
という事で12Vのアダプターは検討中。

どんどん買う物が増えていくな…

コメント

このブログの人気の投稿

Master Builder。

Fender。

Roll Your Own