Lenny。

2006年5月24日記載。
文面そのまま。
ギターの名前をLennyと言っているが、今見てそんな事を言った事もあったなくらい。
テレキャスの名前の「Jr」というのは人に言う事はないが頭の中にずっとある。
思い出の違いですかね。

(この時でも買った時より黄ばんでいたはずだけど、
今見ると凄く白い。現状はイングヴェイに近い色)


これが俺のストラト。お名前はLennyです。
俺よりも当然年下だから呼び捨てだ。
ギターに名前を付けるなんて馬鹿じゃないの?とか、
ダッセーとか思うんだろうけどテレキャスに名前をつけた事で、
ストラトにも名前をつけなきゃって思ったんだよね。
テレキャスの名前はJr。

これはロックイン新宿にいた坂本さんのギターの子供という意味。
このテレキャスは坂本さんが持っていた53年のテレキャスを、
忠実に再現して作った物だ。
という事で俺としては坂本さんの子供のようなギターなんだよね。
ストラトの方の名前は簡単だ。
レイヴォーンの曲Lennyからとった。
そのLennyの曲を弾いた時にいい音が鳴ったから、
お前の名前はLennyだ!ってことになったの。

今回このLennyを載せた理由は、
やっとサドルの部分を気に入らないグラフテックから、
カラハムのサドルに変えたから。

弦をいつもなら1ヶ月くらいで交換してるんだけど、
カラハムのサドルを買うという事で1ヶ月半は交換してなかったな。
それでカラハムのサドルに交換した時、
弦の鳴りなのか、サドルでの鳴りなのか最初はわからなかったけど、
弾いていくうちに違いに気づいた。
カラハムは見事だ!トレモロブロックもカラハムにしてるんだけど、
その時も劇的に音が変わった。
そして今回のサドルでもボディーへの音の伝わり、鳴り方がかなり変わった!
やっぱりカラハムは凄いね。
あらためてパーツ一つ一つの大事さがわかったよ。

それと久しぶりにボディーの中の配線を見たんだけどかなり酷かった…
自分で全て配線とかピックアップ交換とかやったんだけど、
今見てみるとめちゃくちゃ下手くそだな!
自分で見てビックリしたし、佐々木さんにもこれは酷いなって言われたよ。
後でやり直そう。

そんな事もありつつ待ちに待ったVHTも届き、
俺の機材も見た目がかなりよくなったし音もよくなった。
まだ未完成だけど、また来週佐々木さんの家に行って、
パッチケーブル作り、エフェクターの電源ケーブル作りだな。
昨日は佐々木さんが仕事6連チャンあけでかなり疲れてたから、
俺の物をやった作業としてはそんなもんだ。

その後は佐々木さんのアンプの真空管を変えて、
どれが一番いいかっていうのをやったんだけど、
佐々木さんのアンプはマーシャルだから、
歪みのチャンネルで色々試した。
これがなかなか難しいんだよ。
結局は一番バランスがいい所で落ち着いたんだけど、
中国製の安物の真空管もよかった。
音圧、歪みをオマケしてくれる感じ。
でも耳にキーンとくる所があるのが痛いね。
という事でバランスのよかった聞きやすい真空管にしたみたい。

そして今度はスピーカーケーブルの違い。
佐々木さんの自作のスピーカーケーブルと、
ピート・コニッシュのスピーカーケーブルを試したんだけど、
佐々木さんの作ったケーブルもよかった。
でも音がハイよりなんだよ。
それに比べてピート・コニッシュはバランスがいい。
ハイは佐々木さんのケーブルの方が出るから、
前に音が出てくる感じで音抜けはいいんだけど、
ピートの方が高音域、中音域、低音域のバランスが綺麗にとれてるんだ。
という事でスピーカーケーブルはピートで決まり。

でもこれはアンプによるだろうし、
音の好みによっても変わってくるだろう。
音っていうのは追求していくほどキリがないし本当に奥が深い。
でもそれが面白いからやめられないんだな。

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