半田さん。

2006年8月9日記載。
文面変更なし。オリジナル写真がない為荒い。
ここらへんの写真は携帯で撮っていた可能性が高い。
iPhone前の携帯なのでMacに保存されていないのかもしれない。




佐々木さんが頼んだ新しいハンダが届いたので、
昨日はハンダのテスト。
写真はハンダの違いを知る為に作ったテスト用のシールド5本と、
好みの音であるハンダを使って作った俺のNEWシールド。

この実験をやった感想としては、
ハンダでこんなにも音が変わるのか!という驚き。
ハンダで音が変わるというのは知っている。
そんなのはギターの基本中の基本。
でも、ここまで変わるとは思っていなかった。

ハンダのテストの仕方として、
ハンダ付けをしないで音の違いを知るやり方も友人から教えてもらったけど、
佐々木さんの考えでハンダ付けによって音が変わるという事で、
シールドを作ってのテストにした。
実際熱が加わる事によって、中の物質がゴチャゴチャになるというか、
配列が変わってくるだろうからハンダ付けして音を比べた方が、
実際のハンダの音がわかりやすいと思う。

5本のケーブルそれぞれに違うハンダを付けて、
聞き比べてみたんだけど5本全て違う音。
それぞれに個性がある。
普通に使われているハンダ、ヴィンテージのハンダ、
銀入りのハンダ、ヒューマンギアで扱っているハンダ、
1万円の貴重なハンダで5種類。
ハンダごときに1万円とは異常だと思うが、
やった後だと確かに1万円でもしょうがないかもしれないと思った。
という事で俺が気に入ったのは1万円の高いハンダ。
値段が高いという意識があったからじゃない。
俺が買った物だったらそういう意識も出たかもしれないけど、
他のハンダに比べて一番好みの音に近かった。
佐々木さんいわく「いなたい音」らしい。

佐々木さんはよく「いなたい音」という表現をするが、
「いなたい」という言葉自体よくわからない。
辞書で調べたって出てこない。
「いなせ」とは違うらしい。
「いなせ」だと「粋で威勢がいい」って事だけどね。
今まで何回「いなたい音」って何?って聞いただろうか。
でも、その佐々木さんのよくわかない表現の「いなたい音」が、
結果として俺の好きな音なんだ。
俺がシールドでも何でも使って、
これが良いと言うと「いなたい音」だねって言う。
Blues的な感じという風に最近は受け取っているけど、
まだ理解できてない言葉だな。

今回試した普通のハンダや、銀入りのハンダも、
そこらへんのホームセンターとかで売っている物ではない。
佐々木さんが今までの経験で選んだハンダだ。
それでもあきらかな違いがある。
マジでキリがない。

でも、今回の事でハンダそれぞれの個性がわかったから、
シールドを作る場合や、配線に使う時に、
こういう音がプラスされるというイメージが出来る。
まぁ相性もあると思うから、単純にプラスされるとは思えないけど、
今回経験した事はかなり勉強になった。

あと先週の佐々木さんの家での記事で、
俺のギターのヴォリュームポッドに抵抗を付けたと書いたが、
正しくは抵抗ではなくコンデンサーらしい。
そして、そのコンデンサーがやっぱりしっくりこなく外した。
トーンがくもらないのは便利なんだけど、
音が嘘くさいのと、高音域が気になった。
それで外してみたら思った通りだ。
素晴らしい音になりましたよ。

これで楽しくギターが弾ける。
でも最近は家で大音量でギターを弾けない。
困ったもんだ。

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