ギター道。

2006年10月18日記載。
文面変更なし。


昨日やった事は、アンプのスピーカーケーブルのハンダ。
これは前に付けた時キースターを使っていたんだけど、
ちょっとした好奇心で変えてみる事にした。

変えるにあたって参考になるのはシールドを使った時に出る特徴。
これをふまえた上でハンダを自分の頭の中で考えて、
更に中音域に特徴を持たせたかったらガーディナーの赤を使ってみたが、
結果は全く違う方向にいった。
強烈にハイファイな音。
高音キレキレで、カッティングとかやると異常なキレの良さ。
高音側のレンジは異常に広がったが、
低音域はまったくなくなり中音域の特徴もなくなった。

これには焦った。
こんなアンプいらない!
ボコボコにして捨ててしまいたいぐらいだ。
それぐらい俺の好きな音から遠ざかった。

しょうがないのでここからハンダを変えて修正する事に。
結局キースターがあってたのかな?という事で、
全部を普通のキースターに変更。
それでも元の音には戻らなかったし、
異常な音抜けの良さは変わらない。
意味が分かりません。

俺の頭の中でのハンダの音はシールドでしか通用しなく、
スピーカーケーブルにあうハンダを探す頭は無くなった。
普通のシールドとスピーカーケーブルでは、
流れる電流の量が違うから全く違う結果になるようだ。

そこで佐々木さんの勘を生かして試したハンダは、
一点だけにニューヨーク。
これは当たった!見事にキレキレな音が消えてくれた。
そして俺の好きなメロウな感じになった。
でもまだ俺の理想に届かないから、
キースタービンテージを足してもらった。
これでだいぶ近い音になった。
でも更にもう一声という事でニューヨークを増量。
結果キレあり、中音域あり、低音ありという音になった。
これがいいのかどうかはまだわからない…

しかし今回の結果でハンダの恐ろしさをまた知った。
ハンダで音なんかどうにでもなる。
アンプそのものが変わる。
さすがにフェンダーのアンプがマーシャルになるとかはないけど、
音が抜けないアンプをスピーカーケーブルのハンダを変えるだけで改善出来る。
もうなんでもありだ。

今まで真空管を色々試してきて変わったとか騒いできたけど、
今回のスピーカーケーブルのハンダを変えるってのが、
一番わかりやすく、恐ろしく音が変わる。
本当に今までやってきた事は何だったんだろうか…って感じだ。

ってそんな時に来客。
草階さんの友達が来るって聞いてて、名前もなんとなく知ってたけど、
会ってみてビックリ!おもいっきり知ってる。
ロックインの時によく会ってたわ。
しかも話してみたら同じ崎出身。
そんなKowalskiのギター担当シゲルさん。
世間は本当に狭い。

シゲルさんも佐々木さんにアンプのクリーニングの依頼で、
フェンダーのホッドロッド・デビルのツィードを持ってきた。
俺は普通のホッドロッドシリーズは好きじゃないんだけど、
噂どおりツィードは音が違う。
普通のは嘘くさいんだけどツィードは正統派のフェンダーって感じ。
しかも状態がとてもよくて凄く綺麗。
俺のや、草階さんのボロボロアンプとは違う。
これをいじってどういう音になるか楽しみだ。
外見は綺麗でも中は汚れてるからね。

暇があれば月曜日アンプいじりに行きます。

コメント

このブログの人気の投稿

Master Builder。

Fender。

Roll Your Own