シールド。

2006年11月8日記載。
文面変更なし。オリジナルの写真はなかったが画像がデカくて助かった。
しかしデジカメで撮ったのにMacにデータがないというのは、
もしかしたらMacを買い換えてデータ移動した時に消えてしまったのかもしれない。



この写真に写ってるのが佐々木さん愛用工具。
細かくてわかりにくいから写真デカくしてみた。

昨日はデジカメ持って行ったんだけど、
俺の中ではハンダを撮る予定だったのに、
まだ新しいハンダが来るらしく、その時まで撮影拒否。
という事で撮影対象は工具になりました。
まぁそういう事があり、どうせ撮るならと、
佐々木さんがいっぱい並べてこんな絵に。
いつもの作業にかかせない工具。
工具というものは本当に重要なんだけどやっぱり地味ですな。

昨日はコワルスキーのシゲルさんからのオーダーでケーブル作り。
オーダーは佐々木さんが作った1本のケーブルと同じものが欲しいという内容。
その1本のケーブルは長さ1mくらいの物。
オーダーのケーブルは3m。
そしてその1本のケーブルは、佐々木さんが自分のマーシャル用に作ったもので、
作ってあったケーブルを、ハンダを変えてパパッと作った物。
長さも違えば、感覚的に作ったケーブル。
作る前から同じ音にするというのは難しいだろうって思ってた。

昨日は俺は特にやる事がなかったから、
ニュース見て竜巻の情報見て大変だなって思いつつ、
ケーブルが出来るまでまったり。

それがケーブル出来てからは、なかなかハードな展開に。
まず最初の方は俺はただ聞く人で、弾く人は佐々木さん。
なので作ってきたケーブルと、1本1mのケーブルの音の違いを言うだけ。
まったく音が違うから、その違う音の部分を言って、
佐々木さんは俺の言葉も参考にして自分なりに考え調整していく。
それを何回か続けてたんだけど、
やっぱり聞いてるだけより自分で弾いた方が音がわかりやすいから、
俺も弾いてみる事にしてみた。
そうする事で、ただ聞いてる時よりも弾いた時の直感もわかる。
弾きやすさもわかるし、弾いた音から引き出される自分の感情もわかる。
しかし佐々木さんが弾いて、俺も弾いてを繰り返してたら、
いつの間にか俺だけが弾くようになってた。

ケーブルを作りはじめて5時間。
何十回調整を繰り返しただろうか?
そうなる理由もハンダ数滴で音がガラッと変わるから。
その何十回もの調整の中で高音が出過ぎる時があったり、
低音が減ってしまったり、バランスが悪い時があったり毎回違う。
しかし何回試しても1本1mの音にはならない。
まぁ当然っちゃ当然の事なんだけど、
オーダーが同じ音というだけに繰り返し調整。

しかし結果としては同じ音にはならなかった。
長さの違いによる所が大きいのか?
でもギターシールドとして音のバランスはかなりいい。
あとはシゲルさんが満足するかだ。
最終的には個人の好みなので、
気に入らなければ調整するしかないな。
佐々木さん頑張ってくだされ。


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