霙から雪。

2006年12月20日記載。
文面変更なし。


昨日は恒例の佐々木さんの家。
今回は俺が行ってない間に、
コワルスキーのタミオさんと佐々木さんで新たな発見があり、
それを俺も試してみて、よかったら俺も採用する予定だった。

その新たな発見とはエフェクターへの電源。
前にも書いたとおりエフェクターの力を最大限発揮するには、
安定した電源供給というのが大事だ。
安定した電源供給というのはVHTを導入する事で可能になった。
今回はそのエフェクターへの電源ケーブルを、
普通に使われる細いものから、太い物にしたらどうなるか?
タミオさんがその疑問を佐々木さんに投げかけ、
佐々木さんは興味をもって実行してみた。

このケーブルがこれまた太い!
普通のギターシールドよりも太いんだから笑ってしまう。
異常な太さだ。
そして音を出してみたんだけど音がかなり太くなる。
中音域満載の音だ。

俺が試したのはVOXのワウ、TS-9、コーラス。
どれもが共通して音が太くなった。
しかしこれがいいかと言ったら難しい。
俺はこの音を気に入る事ができなかったが、
佐々木さんはかなり気に入ってる。
という事は好みによるという事かな。

あとは鳴らすアンプによっても変わってくる。
俺のアンプで鳴らしたのと、佐々木さんのブギーで鳴らしたのでは違った。
もちろんエフェクターも違うんだけど、
アンプの設定、エフェクターの特性、出したい音、
そこらへんによって変わってくるんだろう。

俺がこの電源ケーブルを使って気になったのが、
エフェクター本来の音が埋もれてしまう事。
ワウは中音域が強くなりすぎて、かかり方が微妙になった。
コーラスは中音域が高音までに入ってきて、
本来のコーラスの綺麗な所が埋もれた。
でも、TS-9では音が太くなっても埋もれる感じではなかったから、
オーバードライブにはいいのかもしれない。
しかし、今までの自分の音じゃなくなったからか、
凄い弾きづらい感じ。
俺の改造されたTS-9は元々中音域強いしね。

結果は上でも書いたように好み。
その電源ケーブルを使うエフェクターによっても変わるだろうし、
持っているアンプによっても変わってくる。
今回は電源ケーブルを太くしたら必ずよくなるというわけではないのを知った。
俺は今回の電源ケーブルはやらないでおく。

あと、昨日もう一つやったわ。
また新たにハンダが届いてたようで、
テスト用のケーブルでそれを試してみた。
ハンダの名前はワンダーソルダー。
これは結構いい!
アンプの設定をそのまま出してくれる感じで、
前に書いたクラシックソルダーに近い。
ワンダーソルダーはクラシックソルダーに比べて、
少し力強く、全てを自然に上げてくれる感じかな。
普通に使うハンダとしてはかなり優秀だと思う。

今回は電源ケーブルの事書いたけど、
音ってのは本当に難しいね。
好みがあるし使う物によって変わってくるから、
全てにいいとは言えない。
でも、安定した電源供給というのは好みとかではなく絶対だ。
これはエフェクターを使う上で基本だな。

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