スピーカーケーブル。

2007年2月7日記載。
文面変更なし。


佐々木さんの家で改造の日。
今週も中村さんが休みだったので、
ヴァイブロヴァーブと機材を持参して登場。

今回はヴァイブロヴァーブのスピーカーケーブルを変える。
スピーカーケーブルはモンスターの物を使うんだけど、
問題はなんのハンダを使うかという事。
前回、俺のアンプのスピーカーケーブルを変えたとき、
ハンダ選びで失敗したから一般的に使われている、
キースターでいいのではないかと思ってたけど、
佐々木さんはそれではつまらないみたいで違う事を考えてた。
頭の中で、なんとなく音が出来てたみたいで、
これを使えばいいんじゃないかってのが大体決まってたみたい。

それは金入りのハンダ。ムーンドルフとか言う名前だったはず。
キースターと一緒に、その金入りのハンダを使えば、
キースターを使って出てくるモサッとした音に、
金入りのハンダでハイを付け足されるのではという考え。
そうすればフェンダー特有のジャキーンという音が更に生きるという事かな。

そんな感じで改造スタート。
普通のフェンダーのスピーカーケーブルは、
平型端子とかいうものでついていて直接ハンダ付けされてない。
今まではそんな事関係なしに直接ハンダ付けしてたけど、
今回はその平型端子を使って直接ハンダ付けせずにやってみた。
佐々木さんがアンプのジャックに入れる方を作るのに、
1時間くらいかかったけど、とりあえず完成。

音を出してみたらハイが凄すぎる。
トレブルの部分じゃなく、その上のプレゼンスの部分。
遠い所で聞いてたんだけど、その他にローとミッドの部分も気になった。
しかしローとミッドの部分は弾き方で変わるって事が判明したから、
問題はハイの部分だな。
今回は平型端子を使った事で、元から付いている物と比べる事が出来た。
モンスターのケーブルを使った後に、
元から付いているスピーカーケーブルを聞くと、
あっさりしていてバランスがいい。
モンスターの方はハイが出る事により荒々しい。
その違いを何回も検証してモンスターの方がいいという事で採用決定。

という事で最終行程で、平型端子ごと直接ハンダ付け。
ハイがかなり出てるのをおさえる為にキースターを多めに付けて、
ハイを殺すやり方をとったが、その調整が難しい。
最初はハイが無くなりすぎたのでハンダの吸い取り。
そこらへんの調整でちょうどいいハイやバランスがいい所を探した。
それで音が決まったんだけど、その時バックパネルを付けてなかった。
それが微妙だなって思ってたんだけど、
バックパネルを付けてみたら予想どおり変わった。
さっきよりもハイが出てきてる。
それがいいのか悪いのかは時間帯により、ちゃんと音が出せずに不明。
ワンコードを1発、ガンって弾いての判断しかできなかったから様子見。

予想ではちょっとハイが強いかなって思うけど、
それはそれで、ありな音でもあるから難しい。
まぁ今回はハンダで無茶苦茶な事にならなくてよかった。

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