バレンタイン前夜。

2007年2月14日記載。
文面一部変更(変更箇所に訂正線)


当然、男3人です。
今週も中村さんも一緒にアンプの改造と、
エフェクトボードの見直し。

今回アンプでやる事はリバーブ。
リバーブから出てるケーブルが異常に抜けやすかったから、
ちゃんとした物に交換。
という事で中村さんは先週そのまま佐々木さんの家に、
アンプを置いていって、部品が届いた時に変えたっぽい。

俺が行った時にはすでに中村さんが来てて、
その新しい音を試してた。
それで変わった音を聞いてみたんだけど、かなりいい!
前はリバーブを3、4以上かけたとき、
かかりすぎていてボワ~ンボワ~ンってなってて、
風呂の中で更にアンプもリバーブかけてますって感じの音だった。
でも、今回の改造でなんのケーブルにしたのか聞くの忘れたけど、
綺麗でスッキリまとまった音になった。
簡単に言えば、いい意味でトランジスタのリバーブに近くなった感じ。
真空管のリバーブというのは、やりすぎっていうか、
主張が強すぎてあんまり好きじゃなかったんだけど、
今回の改造した後のような音であれば、かなり使える。

この音は3人とも満足。
次はエフェクトボードの見直し。

佐々木さん特製のDCケーブルを試してた。
ケーブルの太さは普通のシールドと同じくらいだ。
前回、このDCケーブルの事を書いた時に、
俺は否定的な意見を書いたけど、
やっぱり物によって合う合わないがあるようだ。
俺の使ってる物は全部あわなかったけど、
中村さんの使ってるロジャーメイヤーの、
ヴードゥー1とマクソンのAD999には、このケーブルが合った。
という事で佐々木さんはDCケーブルの制作。

その他に、いつも通りプリ管を色々試した。
俺は考え事をしててちゃんと聞いてなかったけど、
何本かアンプにあうプリ管があったな。
Ei、ムラード、テレファンケンだったはず。
特にEiが音を足してくれる感じで一番あってたかもしれない。
ムラードの時は微妙にしか聞いてないから断言出来ないや。
テレファンケンはバランスがいいとは言えないけど、
レンジが凄い広くて、低音も出るし、高音も綺麗に出てた。
たぶん後でプリ管も変える事になるだろう。

後は、アンプ本体の電源ケーブル。
これを佐々木さんモディファイ・ケーブルに変えてみたんだけど、
音は当然太くなり、レンジも広く音がストレートに出てくる。
そのおかげで今まで気にならなかった濁りの部分があった事に気づいた。
この電源ケーブルを使うと濁りの部分が綺麗にわかれて、
極上のトーンになって出てきてた。
アンプがいいから、ちょっと変わっただけでも違いが大きい。
これも後々、無理矢理にでもやる事になる。

そんな感じで色々試したり、話したりしてる間に、
DCケーブルが完成。
そういえばDCケーブルの前にヴードゥー1のLEDを変えたな。
すっかり忘れてたけどこれも大きかった。
ただLEDを変えただけじゃなく中の基盤をクリーニングした事で、
前よりもハイの出方が綺麗になってたな。
なんでここまで変わるのかは謎だけど、
大体どんなものでも同じ結果が出てる。
不思議なもんです。

話はDCケーブルに戻すけど、これの効果は絶大だった。
最初に試した時は素のケーブルで試したんだけど、
購入という事でシールドをほどこして、
更に伸縮チューブ、フェライトコアを使った事で、
よりタイトな音になって出てきた。
この効果は凄い!そしてその音がアンプに絶妙にマッチした。
普通でもいい音なのにこうなったら凄すぎる。
本当にこの音にはビビった!
ハッキリ言ってプロレベルの音。
それもそんじょそこらのプロではなくトップクラスの音だ。

3人はこの音に酔った。
俺は久しぶりに音が離れなくなった。
これは俺がVHTを自分のアンプで試して、
欲しくてたまらない時以来だ。
それぐらいこの音は凄い!

普通、音というのは好みがあり、
好き嫌いがハッキリするし、
自分がその音を使うかどうかって考えるんだけど、
この音はそんな概念をぶっ壊して、
ただただ凄いと言わせてしまう音だ。
ヴァイブロヴァーブ・モディファイ恐るべしである。

試しに中村さんが弾いてる時に、
俺も自分のアンプを鳴らして参加してみたんだけど、
見事に俺のアンプはかき消された。
音を出す前からこうなると思ってたけど、こんな経験は初めてだ。
結構っていうか、かなり悲しいね。

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